日綜(上海)投資コンサルティング有限公司 副総経理 呉明憲氏
日綜(上海)投資コンサルティング有限公司は、7月15日よりウェブサイト(http://www.jris.com.cn)上で、今まで会員にのみ公開していたコンテンツを一般公開いたしました。『新政策・法規の日本語訳のほかそれを解説したニュース、会社や駐在員の滞在中における様々な質問に対する回答など、いまままで会員向けに公開していた情報を、より多くの人に利用していただきたいと思い一般公開しました。』と、呉明憲副総経理。そこで、公開にあたって、ウェブサイトのポイントについてお話をお伺いしました。
■現地法人の日本人経営者・管理者層に是非見てほしいサイトです。
タイムリーな情報が、短い時間でさっと理解できる点が『売り』です。
Q.これから新たな読者になる方に、このサイトをご説明ください。
『新政策、法規の日本語訳を提供しているサイトは他にもありますが、弊社のサイトは他社よりも「スピード」と「読みやすさ」を重視して、情報を発信してます。例えば、弊社のサイトは情報発信は「不定期」です。これはネガティブな意味ではなく、新しい情報があれば、可能な限りタイムリーに発信をするという意味です。「定期配信」に縛られることなく、新鮮なものをいち早くお届けしたいですね。また「読みやすさ」ということにも気をつかっています。膨大な情報を丸ごとお届けするのではなく、現地法人の経営者にとって必要と思われる部分を、わかりやすくコンパクトにお届けしたいと考えています。このような趣旨で情報発信を心がけているので、時間のない経営者・管理者層の方にはぴったりではないでしょうか。』
Q.発信する情報は、どのような観点からセレクトされているのですか。
『弊社で発信する情報は、『必ず知っておきたい情報』はもちろん、現地法人の経営者であれば知りたいだろう、と思う情報を私のコンサルタントとしての長年の経験からセレクトしたものです。このサイトの情報を見て、他社に相談にいく人がいらっしゃるようですが、情報が早いために相談された方もまだその情報を把握していないというようなケースもありました。それくらい、日系の現地法人にとって必要と思われる情報については、細かなところまでフォローしています。願わくばよそ様でなく情報発信元である我々にお問い合わせいただけるともっとありがたいですね(笑)。』
Q.読者にはどのように利用されることを期待していますか。
『もちろん、今回の一般公開に伴い、過去のコンテンツまですべてウェブサイトに公開しています。過去数年にわたる情報が蓄積されていますので、データベースとしてお使いいただけると思います。また、今後は、新しい政策が公示されたら、まず日綜のサイトを見てみよう、と思われるようなサイトになりたいと思っています。』
日綜(上海)投資コンサルティング有限公司 ウェブサイト
■中国ビジネスについて、幅広くご相談ください。
Q.法律事務所などとの違い、また御社自体の強みはどこにありますか。
『基本的に、弊社のビジネスは法律事務所や会計事務所と重なる部分もあり、実際に社内に弁護士や会計士も配置しております。ただし、弊社の場合はこういった業務にに加えてさらに経営コンサルティングの観点からプロジェクトを進めるにあたってそもそもそのような企業行動を取るべきなのかという観点でも考える必要があると思ってます。格好よくいいかえますと戦略と言う観点ですね。その上で客観的な助言を行うことが弊社ならではの付加価値であると思ってます。例えば、お客様の構想に耳を傾けると、例え会社をつくっても、中国のルールの中では、お客様の思い通りにはできないケースもあり、そのようなケースでは、会社設立という判断自体を見直す必要があります。実際に会社を設立してから思い通りのことができていないケースもありますが、事前に正しい判断ができればこのようなことを未然に防ぐことができます。その判断には大きく二つあり、ひとつがそもそもの中国における仕組み上のルール、もうひとつがマーケットの正しい把握です。これらの両方があって始めてトータルソリューションにつながるものと考えております。会社設立のみならず、既に営業している会社がこれから新たな事業を行う、あるいは新たな戦略を練るといったときも同じように考えることができます。中国国内市場が注目されていることもあり、国内販売に関する戦略面や営業力強化に関する相談も増加してきていますが、これなんかも該当しますね。
現在、日系企業を対象としたビジネスコンサルティングは、中国現地の実務に即したコンサルティングが中心です。現場の実務に密着したような保税区スキームがどうだ、加工貿易がどうだ、などといった内容で、私自身もこちらを専門的に手がけてますし、まだまだこの部分のニーズは尽きません。木に例えるのであれば、枝葉の部分ですね。ただ最近は、木の幹の部分に該当するコンサルニーズも増加してきてます。弊社の場合、日本の三井住友銀行や日本総研のバックボーンがあるので、お客様の中国ビジネスの戦略全体を考える幹の部分のコンサルティングからお手伝いできることが強みです。幹の部分から、枝葉の部分までまとめてお客様をサポートできる、それが弊社ならではの強みだと考えています。』
Q.最後にメッセージを。
『今回の会員制コンテンツの一般公開の狙いは、より多くの人に利用してもらいたいという思いのほか、今まで接点のなかったお客様との新しい接点づくりになればという思いもあります。ウェブサイトの情報を見て、もっと聞きたい、知りたいと場合は、ご遠慮なくお問い合わせください。』
呉明憲 氏プロフィール
日綜(上海)投資コンサルティング有限公司 副総経理
神戸大学経営学部卒。1992年4月 住友銀行(現三井住友銀行)入行。2002年 三井住友銀行上海支店に駐在。キャストコンサルティング(上海)有限公司へ派遣を経て、2005年日綜(上海)投資コンサルティング有限公司設立に伴い、同社副総経理に就任。中国ビジネスコンサルティングには定評がある。
企業サイト:
http://www.jris.com.cn
ブログ:
http://gomeiken.blog35.fc2.com/
お問い合わせ
sasaki@jris.com.cn(担当:佐々木)まで。