ソニーが提供する無料Webアプリで超小型人工衛星が捉えた宇宙の美を楽しもう

ソニーが「STAR SPHERE（スタースフィア）」プロジェクトの一環として、超小型人工衛星からの宇宙の景色を楽しむためのWebアプリケーション「EYEコネクト」を公開しました。

このプロジェクトは、「宇宙を全ての人に身近なものにし、一緒に『宇宙の視点』を発見すること」を目的としています。最初のステップとして、2023年1月に宇宙航空研究開発機構（JAXA）と協力し、東京大学と共同で開発されたソニー製のカメラを搭載した超小型人工衛星「EYE」の打ち上げに成功しました。

「EYEコネクト」では、EYEの軌道を予測し、それが見ている宇宙の景色を簡単にPCから観察できます。特別な知識がなくても利用でき、EYEの位置やカメラアングルを確認しながら撮影タイミングを選ぶことで、人工衛星の操作をシミュレートすることも可能です。

このアプリはSTAR SPHEREの公式サイトで無料で提供されており、アカウント（クルー）を登録するだけで誰でも利用できます。

同時に、EYEに実際に撮影指示を出して宇宙からの撮影を体験できる期間限定サービス「宇宙撮影体験」も開始されました。第1回は2024年3月に30組に提供され、2024年2月13日から参加者を募集する予定です。