任天堂、新型「Switch」コンソールを今年度内に発表
任天堂は火曜日、今年度内に「Nintendo Switch」の後継機を発表する予定であると発表しました。これは、同社が老朽化したコンソールの売上が減少すると予測し、利益の大幅な落ち込みを見込んでいることを受けたものです。
新型Switchの発表は、2025年3月期に予定されており、Xの投稿によると、任天堂の古川俊太郎社長のコメントが引用されています。ただし、6月に予定されている「Nintendo Direct」イベントでは、新型コンソールの詳細は発表されないという。
この発表は、任天堂が2024年3月期の第四四半期および通年の財務結果を報告した後に行われました。
今年初め、任天堂はSwitchコンソールの売上予測を1,550万台に引き上げ、その予測を上回り、1,570万台を売り上げました。
同社は、2025年3月期には1,350万台のSwitchコンソールを販売すると見込んでいます。
投資家たちは、Switchの後継機に関する任天堂からのコメントに注目しています。Switchはすでに7年以上経過しており、アナリストたちは今年に「Switch 2」が発売されると予想していましたが、任天堂は新型コンソールについて口を閉ざしています。
日本のゲーム大手は、「スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の公開や昨年の「ゼルダの伝説」シリーズの新作により、現行のSwitchの寿命を延ばすことに成功しました。これにより、コンソールと関連ゲームへの関心が高まりました。
「ゼルダの伝説: 王国の涙」と「スーパーマリオブラザーズ・ワンダー」は、今年度の任天堂のトップセラーゲームでした。しかしながら、今年のゲームラインナップはまだ十分とは言えません。
新しいコンソールの開発中、任天堂は有名なキャラクターに対する関心を利用し、ハードウェア事業の売上を再活性化させることを目指しています。
Switchの老朽化は、同社の予測にも表れています。2025年3月期には、売上高1兆3500億円、純利益3000億円を予測しています。これは、アナリストの予想を下回るもので、前年比で純利益が39%減少すると見込まれています。
2024年3月期の第四四半期の実績は以下の通りです:
売上高: 2,771億円(予想2,806億円に対し)
純利益: 826億円(予想572億円に対し)
第四四半期の売上は前年比で約10%減少し、純利益は4.5%減少しました。