ハリー王子の回顧録：ウィリアム、ダイアナ、アフガニスタン…。英国を震撼させた自伝から何を学ぶか

ハリー王子の著書「The Substitute」が1月10日に発売されるのは、9月8日にエリザベス2世が亡くなった後、チャールズ3世が即位し、英国王室にとって転換期となる時期である。

ハリーとメーガン夫人に関するNetflixのドキュメンタリーの公開から1カ月、書籍「The Substitute」の出版により、英国王室は夫妻に関するさらなる暴露に直面しています。

1月10日の発売を前に、スペインの書店で誤って販売されるなど、すでに複数のメディアが同書を入手した。アフガニスタンでの血なまぐさい活動から、コカインの使用や処女喪失などの下品な内容まで、驚きを誘う抜粋が続出したのである。

スタンドイン
Guardian』紙によると、ハリー王子は回顧録の中で、「代理人」であることの難しさを語っているそうです。彼は、自分が生まれた日、父チャールズが母ダイアナに「ワンダフル！」と言ったと語っている。これで跡継ぎと身代わりを授かったことになり、任務完了です」。

ウィリアムとの激しい口論

本書で初めてリークされた軽率な行動で、ガーディアンによると、ハリーは2019年に、前年に結婚したメーガンをめぐって口論になった際、兄ウィリアムが自分を地面に投げつけたと告発している。ウィリアムは「私の襟首をつかんでネックレスを引きちぎり、床にたたきつけた」とハリーは語っています。「私は犬の器に着地し、背中の下で割れ、その破片が私を切りました」と王子は付け加えたと言われている。その後、ウィリアムは彼に謝罪したと伝えられている。

ハリーの “本当の “父親に関するチャールズのジョーク

ニューヨーク・ポスト紙の「ページ・シックス」によると、ハリーは、父王チャールズ3世の「最高のジョーク」の1つが、「私が本当にプリンス・オブ・ウェールズかどうか、誰が知っている？私があなたの父親かどうかも分からないのに……」。「私の実の父親は、ママの昔の恋人の一人であるジェームズ・ヒューイット少佐だという噂が当時流れていたので、特に笑えない冗談でしたが」と彼は振り返ります。噂の理由の一つは赤毛であったこと、もう一つは「サディズム」であったという。

ダイアナ妃の死に関する調査

パリでレディ・ディが交通事故で亡くなった後、ハリーは兄のウィリアムとともに、運転手の飲酒が「事故の唯一の原因」であるという検視の結論が「単純で不合理」であると感じたとSky Newsが引用している。運転手がパパラッチに “目がくらんだ “のなら、”なぜ刑務所に行かなかったのか？” しかし、「決定権を持つ者たちが、捜査の再開を求めることを思いとどまらせた」とハリーは書いている。People誌によると、2007年のパリ旅行では、母親が亡くなったアルマ橋の下を、事故当時乗っていた車と同じ速度で何度も走るよう運転手に頼んだとも言っている。”前に進みたい “と自分に言い聞かせたが、実際にはそうならなかった」と書いている。

母親との接触

ガーディアン紙によると、ハリー王子は友人の勧めで、「霊媒」と呼ぶのは控えるが、母ダイアナと連絡を取る手助けをしてくれた女性に相談したことを明かしている。「そして、その女性が「あなたのお母さんはあなたとともにいますよ」と言ったという。彼女は、ダイアナが「自分が生きられない人生を生きている」、「自分が望む人生を生きている」と伝えているのだと説明した。

醜い継母」、ナチス・スーツ、そして処女性

Daily Mailのウェブサイトによると、ハリーは、カミラが「醜い継母」になることを恐れて、父親との再婚に反対したと語っている。さらに、タブロイド紙「サン」によると、ハリーは20歳のとき、ウィリアムと妻のケイトに励まされ、仮装パーティーでナチスの格好をし、スキャンダルを起こしたと主張しているそうです。最後に、Sky Newsによると、彼は馬を愛し、彼を「若い種馬」のように扱う「年上の女性」に童貞を失ったという「屈辱的なエピソード」を語っている…そして、忙しいパブの裏の野原で「彼女に素早く乗り移った」後、彼にお尻を叩いたという。

アフガニスタンで25人死亡

チャールズ皇太子の末息子は、アフガニスタンで25人の「敵性戦闘員」を「チェスの駒」と見なして殺害したことを明らかにした。「私は初日から、自分は正しいことをしたのだ、民間人がいないところでタリバンのみを射殺したのだ、と疑いながらベッドに入ることは決してしない、と自分に言い聞かせた」と、デイリー・テレグラフ紙によると、彼は本の中で語っている。アパッチヘリやコンピューターの時代には、自分が殺した敵の数が「正確にわかる」のだ。「そして、その数字を恐れてはいけないと思ったのです」 「25」という数字は、彼に「満足感」も「恥ずかしさ」も与えない。

コカイン

Sky Newsによると、ハリーは「もちろん」コカインを摂取したことを認めています。”狩猟の週末にある人の家で、私は一行を差し出され、さらにそれを飲んだ。”と書いている。”大して楽しくもなかったし、特に嬉しくもなかった” “でも、いつもと違う気持ちになれた” “既成の秩序を壊すものなら何でもやってみたい “と思っていた17歳でした。