香港政府、デモ参加者のマスク禁止へ 緊急条例を発動

デモが続く香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は4日、デモ参加者のマスクや覆面の着用を禁止すると発表した。植民地時代の緊急状況規則条例(緊急条例)を発動したもの。

香港では6月から反政府・民主化デモが続いている。参加者はマスクや覆面などで顔を覆い、身元の特定を防いでいる。

中国建国70周年に当たる1日には各地で警察との衝突があり、双方に多数のけが人が出ていた。

「悪化を放っておけない」
林鄭行政長官は、こうした暴力が「香港の街を破壊」していると主張。当局は「悪化し続ける状況を放っておくことはできない」と述べた。

緊急条例の発動により、立法会(議会)の手続きを飛ばし、「覆面禁止法」を制定。5日午前0時に発効する。

しかし、実際に従わせるのは難しく、非常に物議をかもすものだという見方が出ている。

禁止法が発表された4日午後には、すでに活動家らが、これに反対するデモ行進を敢行。政府への抗議としてマスクを着用するよう呼びかけている。

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