iPhoneユーザー必見!iMessageを活用してSMSをもっと便利に
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ビジネスや日常で手軽に短いメッセージをやり取りできるSMS(ショートメッセージサービス)。電話をかけるまでもないが、すぐに返信がほしい場面で役立ちます。しかし、SMSは通信事業者のサービスのため、送信ごとに料金がかかるのが難点です。そこで、iPhoneユーザーなら活用したいのが「iMessage」です。
iMessageとSMSの違い
iPhoneでは「メッセージ」アプリを使ってSMSを送受信しますが、このアプリはSMS専用ではなく、Appleのメッセージサービス「iMessage」と統合されています。相手がiPhoneやiPadの場合、自動的にiMessageが適用され、インターネット経由でメッセージを送信できるため、追加料金が発生しません。
一方、SMSは電話回線を利用するため、送信ごとに料金が発生します。例えば、ドコモでは70文字まで1通3円、最大670文字までなら30円となります。auやソフトバンクも基本的には同様の料金体系ですが、一部のプランでは自社間のSMSが無料になる場合もあります。
iMessageを使うメリット
iMessageはSMSと異なり、データ通信を使用するため追加料金がかかりません。また、以下のような便利な機能も利用できます。
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スタンプやステッカーの送信:LINEのように、テキスト以外のメッセージでコミュニケーションが可能。
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音声メッセージの送信:急ぎの要件をすばやく伝えるのに便利。
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手書きメッセージ:iPhoneを横向きにすると、手書きで文字を入力できる。
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メッセージエフェクト:送信ボタンを長押しすると、アニメーション効果を加えられる。
これらの機能を活用すれば、コミュニケーションの幅が大きく広がります。
iMessageをSMSと切り替える方法
iMessageは自動で適用されますが、相手がiPhoneまたはiPadを使用していない場合は、SMSとして送信されます。このため、知らないうちにSMS料金が発生してしまうことがあります。もしSMSの送信を避けたい場合は、以下の設定をしておきましょう。
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「設定」アプリを開く
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「メッセージ」を選択
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「SMSで送信」をオフにする
この設定をしておけば、相手がiMessageに対応していない場合でも、SMSとして自動送信されることを防げます。
iPadやMacでSMSを受信する方法
通常、iPad(Wi-Fi版・セルラーモデル)やMacはSMSの受信に対応していません。しかし、iPhoneと連携させることで、SMSをiPadやMacでも送受信できるようになります。
設定方法
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iPhoneの「設定」アプリを開く。
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「メッセージ」内の「SMS/MMS転送」を選択。
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SMSを転送したいデバイス(iPadやMac)をオンにする。
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選択したデバイスに6桁のコードが表示されるので、それをiPhoneに入力する。
これで設定が完了し、iPhoneに届くSMSがiPadやMacでも受信できるようになります。移動中や仕事中にiPhoneを取り出さずにメッセージを確認できるので、作業の効率も向上します。
まとめ
iPhoneの「メッセージ」アプリは、SMSとiMessageを自動で切り替えて送受信する便利なツールです。iMessageを活用すれば、無料で多機能なメッセージのやり取りが可能になり、SMS料金を節約できます。また、iPadやMacと連携すれば、さらに快適なメッセージ環境を実現できます。設定を見直し、スマートにコミュニケーションを楽しみましょう!